東山動植物園には、絶滅危惧動物をはじめ魚類から哺乳類まで、多種多様な動物が展示されています。
個体数の多い東山動植物園の、人気動物ランキングは気になりませんか?
東山動物園にしかいない珍しい動物も必見です!
この記事では、東山動植物園の人気動物ランキングと東山動植物園にしかいない動物を徹底解説します。
この記事はこんな人におすすめ! |
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✔東山動植物園の人気動物を知りたい |
✔東山動植物園にしかいない動物を知りたい |
東山動植物園の人気動物ランキング!
東山動植物園では不定期に「人気動物ベストテン」が開催されています。
入園者が好きな動物に投票し、10位までの人気者が決定します!
今回は第25回目、2022年10月〜11月に行われた投票結果をもとに5位からカウントダウンしていきます。
第5位【ゴリラ】
東山動物園の人気動物第5位は、イケメンゴリラのシャバーニ率いるニシゴリラです。
ゴリラは怖そうなイメージとは違い、おとなしく臆病な性格です。
屈強な体にもかかわらず食事は木の実や虫といった超ヘルシー志向!
展示室では人間っぽい姿に笑っちゃうこと間違いなし!
絶滅危惧種に指定されるニシゴリラが見られるのは全国でも6カ所のみです。
年齢とともに背中が白くなる「シルバーバック」はオスだけ!
第4位【キリン】
東山動物園の人気動物第4位は、アミメキリンです。
三頭いるキリンはサイズ的に一見家族に見えますが、三頭に血縁関係はありません。
寒さが苦手なキリンは、冬場や風の強い日は外に出たがらないので春から秋に活発な姿が見られますよ。
外の展示スペースはこちらに向かってきそうな作りです!
第3位【ゾウ】
東山動物園の人気動物第3位は、アジアゾウです。
飼育員さんが掃除したホースの片付けをお手伝いをしてくれるワルダー。
2022年6月に誕生したうららなど何かと話題のゾウさん。
有名な絵本「ぞうれっしゃがやってきた」の話は戦時下の東山動物園のぞうさんのお話です。
歴史ある東山動物園のゾウ舎はリニューアルされ、二階から見下ろすこともできるので、ゾウの自然な姿が見られますよ。
小さなうららが可愛すぎる!
第2位【コアラ】
東山動物園の人気動物第2位は、不動の人気者コアラです。
1984年にオーストラリアから来日し、2024年はコアラの来園40周年です!
40年前に2頭から始まったコアラ舎は、2024年6月現在で10頭(オス3頭、メス7頭)飼育されています。
餌となるユーカリは温暖な鹿児島、沖縄以外に東山公園で種から育てられているんですよ!名古屋の気候にも限界があるので、冬場はハウス栽培で安定供給できるように工夫がいっぱいなんです。愛情いっぱいのコアラ舎は全面ガラス張りで見学しやすい作りです。
第1位【レッサーパンダ】
東山動物園の人気動物第1位は、レッサーパンダです。
2021年、39年ぶりに展示されてから大人気です。もう、めちゃめちゃ可愛くてぬいぐるみが動いてるみたいです。室内展示スペースと屋外展示をつなぐ「空中通路」では、自然なレッサーパンダの動きを見ることができます。遊具で遊ぶ姿も本当に可愛い。
納得の第1位です!
東山動植物園にしかいない動物も
東山動植物園にしかいない動物もぜひとも知っておきましょう。
東山動植物園にしかいない動物はメダカやインコなどもいますが、ここでは哺乳類に絞って紹介します。
せっかく行くなら、見ないともったいないですよ!
ラーテル
東山動植物園だけでみられる「ラーテル」は主にアフリカに分布しています。
別名:蜜アナグマと言われるだけあり、蜂の巣を襲う数少ない哺乳類です。
また、繁殖期には気性が荒くなりライオンや水牛といった大型動物にも攻撃をしかけるほど。
背中は柔軟な装甲で覆われているため守備力も高く、かなりの武闘派です。
さらに、コブラの神経毒にも耐性があるので驚くほどタフ!
雑食の食いしん坊なので「the most fearless animal(世界一怖い物知らずの動物)」の異名をもちます。
飼育員さんも警戒する強烈なガスをお尻から噴射します!
ちなみに、ガス攻撃を食らった飼育員さんは涙と吐き気が止まらず、さらに1週間臭いがとれなかったそう…。
超肉食系ラーテルは必見ですよ!
ジャングルキャット
東山動植物園だけでみられる「ジャングルキャット」は西アジア〜東南アジアにかけて広く分布しています。
褐色系の美しい毛並み、スラリとした長い足に大きめな耳が特長。
ワシントン条約で商取引が禁止されている希少動物です。
アニメ「けものフレンズ」のキャラクターとして親しまれています。
ジャングルキャットは優雅にハンモックでお昼寝しているので、ぜひ覗いてみてください。
コジャコウネコ&ケープジェネット
東山動植物園だけでみられる「コジャコウネコ」と「ケープジェネット」は同じジャコウネコ類に属し、アジアに分布しています。
コジャコウネコの名前にも入っている「ジャコウ(麝香)」は「ムスク」の香りのこと。
ジャコウネコ類の肛門近くにある分泌腺から麝香(ムスク)に似た物質を出すことからそう呼ばれています。
昔は香水の原料にもなっていましたが、現在はワシントン条約により禁止されています。
人間をも魅了する分泌物は、仲間が互いにコミュニケーションするために用いられている香りなのです。
ちなみに、来場者が入ることのできない展示室はジャコウ(麝香)の良い香りがするそうです!
飼育員さんの役得ですね!
コモドオオトカゲ ←New!
東山動植物園だけでみられる「コモドオオトカゲ」はインドネシア諸島に分布しています。
世界最大のトカゲであり、「生きた恐竜」とも言われるくらい原始的な姿。
水牛やヤギも捕食するほど攻撃的な性格のため、運が良ければ荒々しい食事が観察できるかもしれません!
さらに、噛みつかれたら大変。血液が固まらなくなる毒を歯の間から出すので、飼育員さんは命の危険もあるんですよ。
2024年7月中旬にシンガポール動物園からお引っ越しし、同年8月頃から展示される予定です!
別名「コモドドラゴン」です!
まとめ
今回の記事では、東山動植物園の人気動物ランキングと東山動植物園にしかいない動物を徹底解説しました。
人気動物は王道の動物からぬいぐるみの様にキュートな動物までランクインしていました!
1位レッサーパンダ、2位コアラ、3位ゾウ、4位キリン、5位ゴリラの順です。
東山動植物園にしかいない動物は、ラーテル、ジャコウネコ類、ジャングルキャット、コモドオオトカゲ。
今回は哺乳類でしたが、鳥類や魚類もいますのでまた紹介します!
では、東山動植物園でたくさん動物を見てきて下さいね。
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